2013年02月26日

わが家の二・二六事件

本日2月26日は、8歳の若さで亡くなった愛猫メグの命日です。
2年前のこの日の出来事は、私たち家族にとって、とてつもない衝撃と悲しみだったので「わが家の二・二六事件」と言っています。



メグ10.jpg



親バカですが、メグはまるで犬のように頭が良く、気品がある美人さんでしたぴかぴか(新しい)
クーとはかなりタイプが違いますね~𕾹

メグとの出会いは近くの神社でした。
10年前の夏、その神社に水汲みに来ていた私たちに「連れてって~」と言っているかのように、帰る私たちの後を追い、参道の階段も小さな体で転がるように1段1段一生懸命下りて、結局車のところまでついてきたのです。
あの時の光景は、今でもはっきりと脳裏に焼き付いています。
かわいかったぁ~𕾾
次の日は台風接近の予報が出ていたので、もう迷わず「飼うか」となりました。

わが家で猫を飼うのは初めてだったので、家に帰る途中でペットショップに寄り、アドバイスを受けながら必需品を買いそろえました。
その間も小さなメグは、おりこうさんにバケツの中で待っていました。
なんせ急な出来事だったので、車の中で入れ物らしいモノといえばバケツしかなくあせあせ(飛び散る汗)

家に着いて、さあご飯です。
子猫用のドライフードを与えたのですが、これがなんと涙を流しながら食べるんです!!
きっと「こんなによくしてもらって感謝感激です」という涙だったのでしょうか???

この日からメグとの生活が始まり・・・
まさかたった8年でお別れがくるなんて、想像もしていませんでしたもうやだ〜(悲しい顔)

メグは慢性腎不全で亡くなったのですが、初めて猫を飼ったので適正な飼養をわかっていなくて、「もっと水を飲ませていれば・・・」と今でも後悔の日々です。
メグは2歳ぐらいから、毎日のように吐いていました。
それなのに水を飲む量は少なく、たぶん日々脱水状態に近かったのでしょう。
医学の知識もなかったので、亡くなる約半年前から、急にたくさん水を飲みだした変化も、悪いことだとわからずにいたのです。

その教訓から、動物医学を勉強し今の仕事にも繋がっています。

愛玩動物飼養管理士の資格も、先日無事に取ることができました!

これからは、あらゆるペットのために、微力ながら頑張っていこうと改めて決心したところです𕾴


posted by ベジバード at 18:06| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月21日

臆病者

ホームページ用 クー.jpg


我が家の愛猫クー、6歳のメスです。
もう一人メグという、それはそれは賢い愛猫がいたのですが、去年2月に腎不全で天国にいってしまいました。まだ8歳でしたもうやだ〜(悲しい顔)

この二人、決して仲がいい方ではなかったのですが、メグが亡くなってからのクーは、大声でメグを探し回ったり、病気になったり、と明らかにメグがいなくなったショックの大きさを見せていました。
病気とは、尿がアルカリ性に傾いてしまうことでおこる「ストルバイト結石症」になってしまったのです。

尿検査等で何度も病院に通うことになりましたが、なんせこのクーは臆病者で、連れ出すのに大変な苦労が要ります。
キャリーを入れてる天袋の扉をさわっただけで、いつも逃げ込む椅子の下に隠れてしまいます。
なので病院に行く数日前から、キャリーをオブジェ状態で部屋の隅に飾っておきます。
こちらが出かける素振りをしても気付くので神経を使います。

無事にキャリーに入れてからがまた大変あせあせ(飛び散る汗)殺されそうな?悲鳴をあげ続けるのです。
我が家はマンションの5階。駐車場に行くまでの間、ずっとあの声で鳴き叫んでるので、遠くにいるノラちゃん達までもが大騒ぎしてしまうのですあせあせ(飛び散る汗)車に乗り込んだらホッと一息です。
でもまた今度は病院で、少しトーンは下がりますが鳴きっぱなし。
呼ばれて診察室に入ってキャリーから出すと、お決まりの失禁𕾽
病院は行かないにこしたことはないですね。


この病気も今年の春には、pH値も下がり、療法食から普通食に変わっています。
この病気は、メスは尿道管が太いのでそこまで深刻にはならないですが、オスは尿道管が細いので、結石が詰まって尿が全く出なくなると、非常に危険で命にもかかわります。


皆さん!定期的な尿検査を!
posted by ベジバード at 17:57| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする