2年前のこの日の出来事は、私たち家族にとって、とてつもない衝撃と悲しみだったので「わが家の二・二六事件」と言っています。
親バカですが、メグはまるで犬のように頭が良く、気品がある美人さんでした

クーとはかなりタイプが違いますね~
メグとの出会いは近くの神社でした。
10年前の夏、その神社に水汲みに来ていた私たちに「連れてって~」と言っているかのように、帰る私たちの後を追い、参道の階段も小さな体で転がるように1段1段一生懸命下りて、結局車のところまでついてきたのです。
あの時の光景は、今でもはっきりと脳裏に焼き付いています。
かわいかったぁ~
次の日は台風接近の予報が出ていたので、もう迷わず「飼うか」となりました。
わが家で猫を飼うのは初めてだったので、家に帰る途中でペットショップに寄り、アドバイスを受けながら必需品を買いそろえました。
その間も小さなメグは、おりこうさんにバケツの中で待っていました。
なんせ急な出来事だったので、車の中で入れ物らしいモノといえばバケツしかなく

家に着いて、さあご飯です。
子猫用のドライフードを与えたのですが、これがなんと涙を流しながら食べるんです!!
きっと「こんなによくしてもらって感謝感激です」という涙だったのでしょうか???
この日からメグとの生活が始まり・・・
まさかたった8年でお別れがくるなんて、想像もしていませんでした

メグは慢性腎不全で亡くなったのですが、初めて猫を飼ったので適正な飼養をわかっていなくて、「もっと水を飲ませていれば・・・」と今でも後悔の日々です。
メグは2歳ぐらいから、毎日のように吐いていました。
それなのに水を飲む量は少なく、たぶん日々脱水状態に近かったのでしょう。
医学の知識もなかったので、亡くなる約半年前から、急にたくさん水を飲みだした変化も、悪いことだとわからずにいたのです。
その教訓から、動物医学を勉強し今の仕事にも繋がっています。
愛玩動物飼養管理士の資格も、先日無事に取ることができました!
これからは、あらゆるペットのために、微力ながら頑張っていこうと改めて決心したところです