12歳でした。
野良だったしおが我が家に来て10年。
このブログのカテゴリー「猫」の2014年7月21日と2015年2月14日を見て頂くと、保護した経緯が書いてあります。
可愛くて賢くて甘えっ子で、大好きな大好きなしおでした。
亡くなって半月が過ぎましたが、まだまだ泣いてばかりです

喪失感、半端ないんです

エイズだったしおは、どうにか発症することもなく10年が過ぎ、このまま20歳まで生きるものだと信じていました。
長毛種なのに滅多に嘔吐しないしおが、3月から頻繁に嘔吐するようになり、4月に入ると嘔吐に血が混じりだしました。
胃がんでした。
エイズなので、最初から積極的な治療だけは考えてなく、病院は大嫌いで、薬もスープ等に混ぜても飲んでくれず、無理やり嫌がるのを捕まえて口を開けさせて入れていましたが・・・これはしおにとっては凄いストレスなのでは?もう何もしない方がしおのためなのでは?と考えるようになりました。
延命治療したところで、苦しい闘病生活を長く強いることになるのではないか、と。
なので、途中で1回だけステロイドの注射を打ちに病院に行きましたが、あとは家でゆっくり穏やかに過ごさせることにしたのです。
先代の子メグの時は、腎不全で毎日朝から夕方まで病院での点滴だったので、それに学んだ経験からもそう考えました。
亡くなる日はメグ同様、ガリガリに痩せた体でフラフラしながら、足にあまり力が入らないのに一生懸命に足を前に出して、一歩一歩ゆっくりと時間をかけて、家中を歩き回ったんです。
リビングに来てくれたのも、かなり久しぶりでした。
最期に思い出の家を目に焼き付けておこう、とでも考えてるかのように

メグの時を思い出し「これは今日だ・・・」と覚悟を決めました・・・。
その日は日曜日だったので、子供たちも朝から家にいて、夜中も皆で寝ずに見守り続けました。
実際に亡くなったのは、日付変わって次の日の早朝になるのですが・・・時間は4時46分。
実はメグが亡くなったのも、夕方ではありますが同じ4時46分なんです!
このあまりの偶然に、何か意味があるような気がしてなりません

今は天国で思いっきり走り回っていることでしょう。
楽しいたくさんの思い出をありがとう

しお、また逢う日まで。
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