2年前に義父は亡くなっており(義母はもっと以前に亡くなっています)誰もいない家の中は寂しい限りです。
用事はすぐに終わり、帰りの便まで時間をどう過ごそうかと思って玄関を出ると、すぐ目の前の家のご主人らしき中年の方が表に出てありました。
実はこのお家、義父のお葬式の時から気になっていたお家なのです。
古民家風な素敵な外観で、玄関先はもちろん、周りの外壁には棚が設けてあって、盆栽や小さな鉢植えなどがたーっくさん並べられています。
思わず「ここはお店ですか?」と尋ねてしまいました。
「いいえ、普通の家ですよ。もしよかったら中へ入りませんか?」「えっ?」
まだ時間はたっぷりあるし、こんなおばさんを襲うこともないだろうし、何より家の中がどうなっているのか興味津々だったしい・・・「あっ、はい」で入っちゃいました
ま~なんということでしょう~

1階も2階も所狭しと、あらゆる手作り品が飾られていました!
この写真はほんの一部です。
まるで別世界に迷い込んだような、ちょっとレトロで、でもどこか新鮮な手作り品の数々。
全てご夫婦で趣味で作られたとのこと。
「こんなに素敵な品々、売ったら絶対儲かりますよ~」と下世話な私(笑)
熱心なファンが何人かいらして、その方たちには売っているらしいのですが、お店にしたり、本格的に売ったりする気はまだないそうです。
こんなに素敵なお家が、すぐ目の前にあったなんて大発見でした。
帰りの便まで、本当はたっぷり時間があったのですが、結構ぎりぎりになってしまいました

でも、心和むとーっても有意義な時間を過ごせて幸せでした
