宮城県伊豆沼などで越冬していたマガンが、繁殖地の極東ロシアに帰るため、この時期最後の国内の中継地である宮島沼に集まってくるのです。
その数6万羽以上
今まで動画で見てはいましたが、やっぱりこの目でみたい!
というわけで、おきまりの一人旅に出たのですが、出発前日から風邪気味だった私は、なんと出発当日には微熱があり旅行を諦めるか悩みました。
が、もしキャンセルした後、結局たいしたことなかったら悔しい思いをするので、ここはまず強行でしょ
もし40度の熱が出たらその時は覚悟を決めて
しっかり保険証は持って出かけましたよ(笑)
初日はウトナイ湖へ。
実はこの時期は、マガンもハクチョウも宮島沼などに行ってしまっているので、まーな~にも居ませんでした~(笑)
ただ、福岡では会えないハシブトガラに目の前で遭遇
カメラは間に合わずでしたが
さあ次の日がメインの宮島沼です。
午前中は札幌市内を観光、そして午後から宿泊の最寄駅の石狩月形駅へ。
途中で乗り換えた電車が、車両は1両編成でとてもスローで、これがまたのどかでね~
ゆっくりじっくりと、石狩平野を堪能させてくれました。
さあ~、ホテルに着き荷物を置いて、バスと徒歩でいざ宮島沼へ。
時間は日の入りまであと1時間程。
宮島沼が近くなってくると、もうあちらこちらの田んぼに、昼間食事に出かけていたマガンが帰ってきていました
そしてそして、マガンのねぐら入りは動画でしょ
って操作してたら「容量が大きすぎます」でエラーになっちゃいましたー
これは動画で見ないと感動が伝わらない・・・・。
悔しいーーー
操作がよくわからない自分にも腹立たしい。
ショックです
えーっと言葉で表現すると、日の入り前後の30分程の間、ずっと途切れずマガンの群れが大きな声で鳴き交わしながら、次々と沼に帰ってきます。
そして、小さな沼は6万羽のマガンで埋め尽くされて黒くなっていきます。
とにかく感動、圧巻でした!!
早朝の飛び立ちが更に圧巻なのですが、風邪をひいてる私には、気温0度の外に長く居るのは危険と感じ、なくなく諦めることに
帰る電車の時間まで、ホテルの目の前にある湖でバードウォッチング。
すると、いましたいました!
福岡ではめったに会うことができないレアな鳥。
アカゲラです
あと、たくさんのコハクチョウ
結局、ずっとお薬を飲んでいたので、熱も出ないままで楽しい楽しい旅行でした~
マガンもコハクチョウも、5月上旬には繁殖地の極東ロシアへ帰ります。
ツルの繁殖地よりさらに北です。
長い長い過酷な渡り。
気をつけて、また秋にみんな揃って日本に帰ってくるんだよーーーー